私が投稿した本間千代子さんのウィキペディアの記事はここにあります
昭和30年代後半で,ダントツのアイドルだった”チョコちゃん”(本間千代子)。
目の白い部分に小さな傷があることから「星のひとみを持つ少女」といわれました。

その人気は,その後の天地真理・ピンクレディと続く路線の先駈けとなりました。
しかしテレビ時代初期だったので,残された映像も少なく,あれほどの人気のあった彼女も,ブームがリバイバルすることはありませんでした。
以下は私の本間千代子さんのレコードコレクションです。全部のEP・LPを収集しています。代表曲が聴けるようになっています。アイコンをクリックしてご静聴ください。
(著作権上問題があれば直ぐに削除いたします)
次のレコードは少し珍しいものです。
彼女の歌声は,清純にして純潔,さらに可憐。流麗まさに匂うが如し。
童謡歌手としても活躍した彼女の歌唱を,時代を越えて伝えていくことは,私の使命です。
2 後期のレコードです。この時期ですのでちょっと演歌が入っています。珍品です。

山ゆり峠 →
1 本間千代子ちゃんの珍しいLP。代表曲が入っています。
彼女の目の白い部分に傷があるため”星の瞳を持つ少女”といわれますが,その目は右目であることがこのジャケットから分かります。
3 B面の「娘たちの季節」は,さわやか,すがすがしい名曲です。テーマは1番”風”・2番”樹”・3番”星”と典型的な青春歌謡です
「娘たちの季節」→
4 「悲しい記念日」は,舟木一夫の「北国の街」とほとんど同じイントロです。
また声を震わせて可憐に歌うことでは人後に落ちないちょこちゃんですが,この曲は並みの震えではありません。
5 「三百六十五夜」は,競作で色々な歌手のレコードがありますが,我がチョコちゃんもちゃんと歌っています。新東宝映画の同名の作品で使われたものです。
                        
6 「心のキャンパス十二号」とは,変わったタイトルですが,なかなかの名曲です。
7 上部と同じ写真が使われています。「また逢う日まで」は,チョコちゃんの高音がさえる秀作です。
8 「東京のためいき」は,東京で住むためらいを歌った傑作です。
なおA面の曲タイトルはチコとなっていますがデビュー当時の資料(「東映の友」1963年3月号)によると”チョコ”となっており,私の記憶も同じですので,チヨコが正しいと決定します。
「東京のためいき」→
9 これも珍品。
昭和40年の曲です

「哀愁のシャンデリア」
                      →
10 「星のように花のように」「たださびしかっただけ」
「星の……」は,メロディーも詩もすばらしい天下無双の名曲です。そのきわみ感涙滂沱の如し。
「星のように花のように」
         →
11 「若い海」と「白いサキソフォン」 どちらも名曲です。
しかし「白い……」のイントロは,その後出た堀内孝雄の竹とんぼのそれとそっくり。神聖なチョコちゃんの歌の盗作はあきまへん。

「若い海 」 
「白いサキソフォン」
12 「しあわせな涙」と「あなたといっしょに」

よく似たタイトルに「幸せになろうよ」があります
13 「夕月の歌」
いわゆる白盤ですのでジャケットはありません。
多分ソノシート用の曲だと思います(コダマからソノシートが出ています)。
曲は,題名に違わずしっとりとした名曲です
  「夕月の歌」→  
14 「白い夜」
同左です。

この曲もなかなかのものです。
15 1964年(昭和39年)発売の10インチ版で,8曲入っています。「ごきげんハイウェイ」もあります。
16 1964年発売の12インチ版で12曲入っています。「来る・こない・来る・こない」があります。
割りあいポピュラーな曲です。人口に膾炙とまではいきませんが,”洛陽の紙価をして高らしむ”程度の人気はあったと思います。
若い人を含む北は関東,南は九州,さらに海外から,ご感想やお問合せのメールをいただいています。
17 もっともポピュラーな曲。CDにも,チョコちゃんの代表曲として収録されています(このレコードは,復刻版が出ています)
「若草の丘」→
18 彼女の映画で,よく似たタイトルのものがあります。「あの雲に歌おう」と「おヽい雲」。前者は西郷輝彦との共演で,その時の主題歌が,「愛しき雲よ」です
「愛しき雲よ」→
20 どちらも名曲です。からたちの町がどこの町かのヒントは,歌詞中の「鐘がなる」町くらい。春まだ浅き頃,薄黄色の5弁の香気ある花を咲かせるからたち,その可憐な花の咲く町って,行って見たいな!
「からたちの町」「誰かのマンドリン」
21 純愛,白い………,絵に描いたような清純な曲です(このレコードは復刻版が出ています)
22 彼女の代表曲のひとつ「愛しあうには早すぎて」で何度もでてくる”波勝岬”。私はこの曲を聞いて早速訪ねました。南西伊豆にあるその波勝岬に立って,感激に浸る私を誰が指弾できるでしょうか(このレコードは復刻版が出ています)

23 ハワイは夢の島であり,そこで盆ダンスをするという大胆な発想は脱帽ものです。上記「愛しあうには早すぎて」の映画”君たちがいて僕がいた”とこの映画”夢のハワイで盆踊り”共にビデオになっています。
24 代表4曲を収めたEPサイズのレコードです。
25 代表曲を集めたソノシートです。そこにはチョコちゃんの家が 東京都杉並区西高井戸2-1 であることが分かります(現在は住宅はないようです)
26 ソノシートが付いたカレンダーです。「ガラスの靴で踊りたい」が収録されています。
27 「蛍の光」は普通の蛍の光です。
28 「赤鼻のトナカイ」が入っています。
29 「幸せになろうよ」が入っています。
30 ここにも「幸せになろうよ」が入っています。
31 「白いボール」
某野球選手とデュエットしています。(2種類のジャケットがあります。某選手は醜悪すぎて見るに耐えませんので,左は歌詞のある裏面です)
朝日放送で放送用に作られた曲です。
32 コダマプレス社のソノシート,名曲「白い夜」が収録されています(他の男性歌手とコンピュレーション)。
チョコちゃんの昭和40年代作品は,このコダマからのものが多くあります。
33 コダマプレス社のソノシート,名曲「夕月の歌」が収められています。
左の写真と同じセーターです。
34 「さあさ踊ろよ」
皆さんと一緒に歌っています。
他に「春のお客様」「離れないで」があるようです。

                 レコード標準価格


上記レコードの上程度の保存状態のものの標準価格を示します。標準価格は皆で守りましょう。ココをクリック下さい。
(復刻版もありますが,歌詞カード面とレコード表面にその旨の記述がありますので見分けることができます)
<劇場用スチール写真>
「君たちがいて僕がいた」(1964年東映映画) 小田原の高校での青春物語,オープニングでのチョコちゃんのエキセントリックなシーンは,今も眼前に現出せんか
(その写真,このページ下にあります)
<劇場用スチール写真>
「可愛い あの娘」(1965年東映映画)
「湖畔の乙女]→
本間千代子さんのサイン
映画「君たちがいて僕がいた」の冒頭にあるあの名シーン  →
映画「君たちがいて僕がいた」の台本。右の本文はあの名シーンの部分    ↓
私が投稿した本間千代子さんのウィキペディアの記事はここにあります。
「愛しあうには早すぎて」→
<劇場用スチール写真
      (ロビーカード)>
夢のハワイで盆踊りの写真,先頭で今はなきパンナム航空から降りてきます
19 佐藤春夫作詞です。高村光太郎作の湖畔の乙女像を歌った格調高い曲(しかし像は,光雲の子の作とは目を疑うほどいけない出来栄えです),小舟で……は中原中也の”湖上”を本歌取りしているようです。


                      
マツダ提供の「娘たちの季節」のソノシート付きの冊子  →
<後援会機関紙第3号>
チョコちゃんの嫌いなものは,カマキリとアスパラとあります 
後援会の会誌創刊号です。何と「本間チョコをたたえる唄」というのが載っています。
<後援会機関紙第4号>
昭和41年1月発行
本間千代子ちゃんの特集号,昭和39年9月発行(2冊保有)
「君たちがいて 僕がいた」の近代映画別冊,昭和39年5月発行
昭和39年の映画「17才のこの胸に」の特集号。全編チョコちゃんが出ています。
昭和39年春,東映はこれまでの路線を変更して本間千代子や舟木一夫を中心とした青春映画路線を打ち上げました。
それは日活の吉永小百合を中心とした路線に追従・対抗するものでした。それを宣言した記念すべき号です。
昭和37年7月の東映の友,ここにチョコさんが「歌う明星,青春がいっぱい」と題する映画に大抜擢されたとの記事があります。
昭和40年新年号,チョコちゃんは東映の顔となっていました。