柔軟にして豊満なお姿押せば返す
木目細かな たおやかな肌
浸潤する水々しい その佇まい
芳香にして 発散する色香
あなたを思えば
口中に溢れ出ずる 欲情よ あなたは あなたの お名は
鳳瑞(ほうずい)
なんという 神々しいお名前 人生の歓喜を 一身に携えて
今 人前に 現出せんか
鳳瑞とは,泡立てた卵白に錦玉液(寒天にグラニュー糖を加えたもの)を混合し固めたもの。盆菓子として有名ですが,本来は京都の和菓子のようです。
そのまったりとした歯ざわりとすがすがしい味に,虜になってしまった私を誰が指弾できるでしょうか。
鳳瑞をこよなく愛食する皆さん,お便りをお待ちしています。
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なお,メーカは限られていてかつ出回るのも盆やお彼岸の年3回程度のようです。メーカは次の通り。
守口市南寺方東通4−121−2 岡田製菓本舗
大阪市平野区喜連東3−12−20 鶴橋製菓
大阪市東成区東今里3−4−4 丸福製菓
大阪市旭区大宮4−4−25 のむら
長野県飯田市桜町2−29 林製菓 (2006年夏追加)
大阪市北区天神橋2−2−21 ねぼけ堂
なお,京都上京区に鳳瑞町という地名があり,ひょっとしたらお菓子の鳳瑞と関連があるのかもしれません。
2013年8月お盆に購入。今でもやっとありました
盆菓子として売られています。手に入れるならこの時期にまとめ買いし冷蔵庫で保管し,ちょっとづつ食べていきましょう
盆菓子ですので葡萄・桃・胡瓜・茄子などの形をしています
京都で売られている鳳瑞。鮎の形をしています。ちょっと正統派鳳瑞とちがって甘すぎますが,渇望期には間に合います
いろいろなメーカーの鳳瑞,どこも同じ型を使っているようで色の塗りが違うだけで,全く同じ形をしています
個別でに売られている鳳瑞,これだけは他と違った形をしていました
袋から出した鳳瑞
2004年お盆の新作追加,福井県敦賀市生野94−2−6 (株)花舎(はなのみや)製です。真ん中はピンクです
2004年お盆の新作追加,一つだけ見知らぬ形が,右下の2つが一体となったもの,形は大根ですが,下部が朱なのはふしぎ,しかも全体にぶつぶつが……。
2006年お盆に入手の新作
長野県の林製菓のもの
2007年 お盆に入手のもの。
毎年のものと同じで,新作はないようです。
2008年8月のお盆は、不作で、どこのスーパーでも鳳瑞は皆無であった。
やっと、日本一長い商店街「天神橋筋」で発見した。同じ金型で作ったものであるが、左下の枇杷は新発見。
2008年10月23日
郡上八幡で売っていました。マシュマロのようでもあり……。
2009年7月,京都錦市場で入手。
盆菓子として落雁が多くなり,鳳瑞は次第に姿を消しつつあります。
これも数店をまわってやっと手に入れました。